形式的な議論ができるのは暗黙的な直感があるから

直感とはすぐアクセスできる情報

直感とは、人間の脳においてアクセス時間が短い情報を指すのではないかと思う。

具体的には、生命を維持する上で必要な情報アクセス時間は短く、3次元以下の図形的情報や音声情報、感情的情報などが挙げられる。

形式的な議論は直感的に

そう仮定すれば、何か難しいことを理解する(すぐに説明できる・自由に利用できる)には、直感的な解釈をして、アクセスしやすい情報に帰着することが望ましいといえる。

そうすれば形式的で厳密な細かい議論も、すぐアスセスできる情報を羅針盤としながら、間違えずに進めやすくなる。

コンピュータでいうキャッシュの存在に近いのかもしれない。

形式的な議論ができるのは暗黙的な直感があるから

形式的な議論を簡単にする人は、実はその背景に直感的な理解があるからだと考えられる。

何か物事を教えるときは、その直感を自己分析して明らかにしてから教えていくことが大切だと考えられる。

形式だけから入ると、無味乾燥で解釈のない羅列と感じて、理解しようとする向上心を捨ててしまいやすい。